トリミングの必要性
トリミングとは毛をカットして整えることですが、そのトリミングを行う人をトリマーと言います。
トリミングに使用される器具には、ハサミやバリカンなどがありますが、ただカットするだけでなく指やナイフを使って毛を抜く作業などもトリミングとして行われます。
また、トリミングではなくグルーミングというものもあります。グルーミングは全身を手入れして清潔に保つことを指しますが、トリミングはグルーミングの流れの1つと言えるでしょう。
グルーミングの役割
グルーミングとして行うものには、ブラッシング、爪切り、耳掃除、歯磨き、肛門線絞り、シャンプー、トリミングがあります。いずれもワンちゃんの清潔さを保つためには欠かすことができない作業になっています。
トリミングを行う理由
ペットは癒しの存在であり、家族です。ワンちゃんはペットの中でも特に人気がありますが、犬種も小型犬から大型犬まで色々です。
ワンちゃんにトリミングを定期的に行っている人も多いと思いますが、何のために行うのかを理解しておきましょう。
ケガを予防するため
ワンちゃんの体は多くの毛で覆われていますが、足裏の肉球の間にも生えています。肉球は足にかかる負担を軽減させること、そして滑り止めの役割がありますが、足裏に毛が多くあるとスリップして転んでケガや骨折をしてしまう可能性があります。
そのためきれいにカットして皮膚の状態を確認するとともに、ケガを防ぐ意味でも行うことが必要です。
清潔を保つため
ペットもブラッシングやシャンプー、カット、爪切り、耳掃除など、人と同じように清潔な状態を保つためには必要です。
トリミングを行わなければ毛は伸び続け、不衛生な状態になります。雑菌が繁殖すれば臭いの原因になりますし、特に肛門や尿道などの周辺は感染症も起こす危険性が出てきます。
また、目の周辺に毛が伸びたままでは、毛が目に刺さって目ヤニの原因になることもありますので注意しましょう。
トリミングを行うことでノミやダニの繁殖も防ぐことができますし、皮膚病なども起こりにくくなると言えます。
美容やおしゃれ目的のために
そしてワンちゃんにも色々な犬種がありますので、大きさや毛の質、量など、そのワンちゃんに適した形にカットしてあげることでさらに可愛さをアップさせることができるでしょう。このようにワンちゃんの美容やおしゃれ目的でもトリミングは行われます。
トリミングの定期的な利用を!
ワンちゃんをきれいにしてあげることでさらにスキンシップが増え、飼い主さんとワンちゃんの距離がぐっと縮まるでしょう。
シャンプーやカットなどはトリマーにお願いして、簡単なブラッシングなどの手入れを飼い主さんがしてあげるとコミュニケーションも楽しめます。
清潔さを保ちながら健康管理や美容も楽しめますので、トリミングは定期的に受けるようにしましょう。
ワンちゃんもブラッシングやシャンプー、カット、爪切り、耳掃除など、人と同じように清潔な状態を保つためには必要です。
トリミングを行わなければ毛は伸び続け、不衛生な状態になります。
トリミングを行うことでノミやダニの繁殖も防ぐことができますし、皮膚病なども起こりにくくなると言えます。
トリマーは身体を綺麗に洗ったり身だしなみを整えながら、様々なチェックを行っています。
例えば、耳掃除を行う際には、ニオイや耳垢の色などをみて病気になっていないかなどチェックをします。
気になる異常が見られた場合は、飼い主様に伝えることで早期治療が可能となりますのでワンちゃんの負担を軽減することができます。
つまり、トリミングをすることでワンちゃんの健康を保つ手助けになると考えています。
獣医師がトリミングを奨める5つの理由
毛を衛生的に保つため
犬は全身を毛に覆われています。
特に肛門周囲や尿道周辺の毛に糞や尿が付いた状態が続くと不衛生な状態となり、雑菌が繁殖する原因になります。
この場合トリミングや部分的なカットを行うことで・・・・・・
- 毛を衛生的にする。
- 肛門腺絞りが行いやすくなる。
- 下痢をした時に毛にウンチが付かない。
などのメリットがあります。
またどこかを怪我したときなどに、傷口周りの毛をカットすることがあります。
これにより・・・・・・
- 毛が傷口を刺激しないようにする
- 雑菌が傷口に感染する事を防ぐ
といった効果があります。ただしこちらに関しては飼い主の意志ではなく治療の上で必要な行為である事が多いので、動物病院から十分な説明を受けて行うようにしてください。
ケガを防ぐため
犬の足裏にある肉球は、足の負担を減らすクッションや滑り止め、汗をかくなどの役割を果たしています。
この肉球の間からも毛は生えるため、毛が伸びると滑り止めの役割を半減してしまいます。
フローリングの床が多い近年、足裏の毛が伸びた状態は足にモップをつけたに等しく、犬が転んで怪我をする危険があります。
ノミやダニを防ぐため
毛が多い犬種はノミやダニなどの害虫が隠れる場所が多くなります。
動物病院で処方される予防薬を使うことが一番効果的ですが、定期的にトリミングを行って物理的に毛を減らす方法も害虫を防ぐ一助となるでしょう。
熱中症を防ぐため
毛を短くするカット(サマーカットと呼びます)により、毛の中の空気の入れ替わりが良くなり体温がたまらないため、熱中症になる危険性を下げるといわれています。
ただし短くしすぎると皮膚が紫外線にさらされたり、生えてくる被毛の質が変化するので、トリミングの際には気をつけなくてはいけません。
美容やおしゃれのため
こちらを一番の目的にされている方は多いと思います。
最近ではトリミングサロンの種類も増え、サロンごとに独自のカットデザインがあり、スピードトリミング(=短時間で洗練されたカットに仕上げる)というスタイルもあります。
お気に入りのスタイルは飼い主によって様々なので、飼っている犬に合うサロンを見つけてとことん可愛くしてみる!というのも良いですね。
そのほかにも、トリミングによって分娩の場合に毛が邪魔にならないなどの副次的な効果も望めます。
トリミングが必要な犬種
犬は種類によって毛の生え方が変わるため、これに応じてトリミングの必要の有無も変化します。具体的には次の2種類の生え方があります。
シングルコート:毛が1重で抜けづらい上に、伸び続ける
プードル全般、ヨークシャー・テリア、マルチーズ、パピヨン、ボクサー、グレイハウンド、グレート・デーン など
ダブルコート:毛が上毛と下毛の2重であり、下毛が換毛期に生え換る
チワワ、ミニチュア・ダックス、柴犬、秋田犬、ポメラニアン、ウェルシュ・コーギー・ペンブローク、シェットランド・シープードッグ、ボーダー・コリー、ミニチュア・シュナウザー、ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリバー、日本スピッツ、シベリアン・ハスキー、フレンチブルドッグ など
ダブルコートの犬種は日々のブラッシングを行えば、トリミングは必ずしも行う必要はありません。
しかし、シングルコートの犬種は定期的に毛をカットしないと、伸びた毛が絡まって動けなくなったり、転んで怪我したりする事もあるので、定期的なトリミングをおすすめいたします。
以上のように獣医師さんもトリミングは愛犬に必要不可欠と仰っています。美容やお洒落だけではなく愛犬の健康も一緒に♪
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